会社を新しく作り、銀行口座等を開設する際、会社の謄本(登記事項証明書・全部事項証明書)が必要になります。
謄本は市役所では発行できず、法務局へ行く必要があります!! ですが法務局は不便な場所にあることが多いので行くのが面倒ですよね!!
そこで今回紹介したいのが「インターネット上で謄本を取る方法」です!!
郵送してもらえる上、通常600円かかる手数料が最大120円引きの480円となります!!
楽な上安くなり一石二鳥です!! 今回はインターネット上で謄本を取る方法についてまとめました!!
目次
オンラインで会社の謄本を取る
法人(会社)の謄本は
- オンライン申請→郵送(取りに行く手間と時間を節約!)
- オンライン申請→法務局へ取りに行く
オンラインで取得した時の手数料とメリット・デメリット
オンラインで申請しその後郵送してもらうか、法務局へ取りに行くかで手数料が若干異なります。
手数料 | メリット | デメリット | |
通常(法務局へ取りに行く) | 600円 | ネットの手続きが不要 | 法務局へ行くのが面倒 |
オンライン→郵送 | 500円(100円お得) | 法務局に行く必要がない | 到着まで時間がかかる、郵便事故が稀にある |
オンライン→法務局へ取りに行く | 480円(120円お得) | 安い上、窓口で待つ必要なし | 法務局へ行くのが面倒、ネットの手続きが面倒 |
オンライン申請→法務局へ直接取りに行くのが一番安いです。オンラインの手続きも慣れれば簡単なので、普通に行くよりはお得です。
郵送してもらう場合は送料込みで500円です。法務局へ取りに行く手間がないのでかなりコスパがいいと思います。
実際のオンラインで謄本を申請するやり方
会員登録する
まずに登記・供託オンライン申請システムに登録をします。メールアドレスがあれば誰でも作ることができます。
登録する際は、パソコンが書いてある青の「申請者情報登録」から登録します。
ちなみに平日の朝8時半から夜9時までしか登録できません。
法務局へ取りに行くよりは便利ですが、若干不便さも感じます。お役所が作るサイトはやはりク◯です。
ログインする
登録が完了したら登記・供託オンライン申請システムの「かんたん証明書請求」からログインします。
ログイン後の操作
交付請求書(登記事項証明書)をクリックします。
謄本を取る会社を探します。今回は「オンライン会社・法人検索を使う」をクリックします。
商号・名称に会社の名前を入れ、都道府県・市区町村を入れます。全部入力が終わると検索され候補が出てきます。謄本のとりたい会社名が見つかったら確定(黄色)を押します。
請求者の名前を入力します。交付方法もここで選択します。(後から変えられないので注意して下さい)
今回は窓口交付を選択しました。窓口交付を選んだ場合は受取場所を選択します。スクショには出ていないですが、受取人情報も入力してくださいね。
「次へ」をクリックします。
「確定」を押し「送信実行」を押し完了です。
手数料を支払う
再度この画面に戻ります。
右にある「処理状況を確認する」をクリックします。そうすると一件出てくるので「納付」を押します。(納付が表示されるまで5分くらいかかりました。)
銀行を選択します。楽天銀行は使えないみたいです。
今回は埼玉りそなにしました。いつものようなログイン画面が出ますので、いつも通りログインをし、後は順を追って指示に従えばいいだけです。
pay-easy払いですが、特に難しくないので指示通り従えば大丈夫です。
手数料は無料でできるので安心ですね! 窓口交付でも、必ず銀行からの払い込みになります。直接収入印紙で支払うことはできないので注意して下さい。
このような画面が出れば無事払い込みが終了するです。
まとめ
法人にとっては120円の節約は微々たるものであまり意味はないかもしれませんが、郵送の場合は法務局に行く手間が省けるので時間の節約になります。
一度覚えてしまえば簡単なので是非やってみて下さい。