メインバンクを変更したとき、奨学金の口座も変更したいという場合ってありますよね。
僕も昔は奨学金専用としてみずほ銀行を使っていましたが、色々諸事情があり、ゆうちょ銀行に変更する手続きをしました。
その時の手順や注意点をまとめました。
目次
リレー口座とは?
日本学生支援機構のリレー口座とは、奨学金を変換する際、自動振替(引き落とし)をしてくれる口座のことです。
毎月定期的に返還引き落としがあるので、基本的にはメインバンクやよく使う銀行にしておいたほうがいいです。
ただし今現在、ネットバンクをリレー口座にすることはできません。
リレー口座変更のメリット
メインバンクを変更した場合、リレー口座も変更したほうがいいのでしょうか?
仮にメインバンクで給料をもらい、リレー口座がメインバンクと別な場合、わざわざリレー口座の銀行に振込・ATM入金を行う必要があったり口座残高不足になる可能性があります。
前者は時間の無駄ですし、後者は万が一引き落とせなかったとき、信用に傷がつき、その後の返還手続きや連絡が面倒です。
仮に一回の入金や振込に5分費やしたらトータルで5分×12ヶ月×20年=1,200分=20時間を無駄にすることになります。
なので、一回の作業は面倒でも長期的な観点から見ると変更したほうがメリットは大きいと思います。
リレー口座の変更の仕方
必要なもの
- 奨学生番号
- 通帳
- 印鑑
- 郵送の場合・84円切手
方法は4通り
- ネットからダウンロードし、必要事項を記入し郵送する
- ネットから書類の郵送をお願いし、届いた書類に必要事項を記入し、再度それを郵送する
- ネットから書類の郵送をお願いし、届いた書類に必要事項を記入し、金融機関に提出する
- 日本学生支援機構に電話・FAX→書類を郵送してもらう→変更先の金融機関で手続きする
資料請求する場合はこちらのリンクからどうぞ!! 奨学金番号の入力が求められます。
Link
4の場合は「03-6743-6100」に連絡します。0570から始まるナビダイヤルは完全なぼったくりサービスなのでかけるのは控えたほうがいいと思います。
郵送で手続きを完結したい(金融機関に行く時間がない・行くのが面倒くさい)場合は、1・2の選択肢
変更先の金融機関に直接提出したい(切手代がもったいない)場合は3・4の選択肢を選びます。
借りていた奨学金が2つある場合は?
借りていた奨学金が2つある場合(第1種・第2種)は片方を記載すれば、両方共変更になります。
一般的に第2種の奨学生番号を記入する必要があるそうです。
※私の場合も、8から始まる第2種の番号を書くように指定されました。
書類が送られてくる(2・3・4のみ)
書類が普通郵便にて送られてきます。中に入っている書類は
- 奨学金返還関係の用紙等の送付について
- 口座振替(リレー口座)加入申込書送付について
- 口座振替(リレー口座)加入申込書窓口用
です。1、2はよく読んで、捨ててしまって大丈夫です。3は金融機関に提出する大事な書類になるので捨ててはいけません。必要事項を記入して変更する金融機関に提出します。
私の場合、10月7日に電話し、書類は10月17日に到着しました。1週間ちょっとかかるようですね。
必要事項を記入する
必要事項を記入します。ここで印鑑・通帳・奨学金番号が必要です。
公式な書類なので修正テープでの訂正はできません。もし記入ミスをした場合、必ず二重線+訂正印を使いましょう。
変更完了には時間がかかる
変更完了には最低でも1ヶ月はかかります。私のように在学中で在学猶予を使っている場合はあまり関係ありませんが、すでに返還が始まっている方は変更中、振込用紙にて支払うことになるようです。変更中も忘れずに返還しましょう。
余裕をもつ意味でもなるべく早めに変更作業をした方がいいようです。
追記 : 11月14日口座変更完了はがきが来る
変更してから約1ヶ月くらい経って口座変更はがきが来ました。これで変更完了です。