「電気代が高い〜」って家計を管理している方なら誰もが感じたことがあるのではないでしょうか??
エアコンを我慢したり、こまめに電気を消したり努力するのはいやだなあ。
そんなあなたへ、無理をしなくても常に5%安くする方法があります!
特に大家族などで必然的に電気を多く使う方は、手間なく年間で数千円節約できますよ!!
目次
HTBエナジーとは?
HTBエナジーは旅行会社のH.I.S.が提供しているでんきです。大きな特徴として電気料金が5%オフになるが保証があります。
料金体系はセット割や2年縛りなどなくいたってシンプルでわかりやすいです。
出典 : HTBエナジー
供給地域
供給地域は東北地方の日本海側、四国、九州、沖縄、一部離島を除く地域です。大半の地域で供給されています。
供給地域によって電気料金が違います。
参考 : HTBエナジー供給エリア
電力プラン
電力プランはたのしいでんきプランのみです。原則として1年縛りです。(1年未満で解約すると2,160円の解約手数料がかかります。)基本料金は30Aから60Aの中から選んで契約できます。
東電 VS HTBエナジー
基本料金
アンペア数 | 東電基本料金(税込) | HTBエナジー基本料金(税込) |
10A | 280.00円 | 契約不可 |
15A | 421.20円 | 契約不可 |
20A | 561.60円 | 契約不可 |
30A | 842.40円 | 800.28円 (5%オフ) |
40A | 1123.20円 | 1067.04円(5%オフ) |
50A | 1404.00円 | 1333.80円(5%オフ) |
60A | 1684.80円 | 1600.56円(5%オフ) |
となっています。今現在30A以上からしか契約出来ないのは残念ですが、基本料は東京電力よりちょうど5%安くなっています。
※2016年3月31日まで10A、15A、20A(全て5%オフの価格)の契約が可能でした。おそらく利益出ないからやめたのだと思います。
従量料金(1kwhの価格です)
2016年6月〜の料金
東京電力 | HTBエナジー | |
最初の120kwhまで | 19.52円 | 18.46円 |
120kwh〜300kwh | 26.00円 | 24.62円 |
300kwh〜 | 30.02円 | 28.44円 |
※1 東京電力は2016年5月までは若干安く、最初の120kwhから順に19.43円、25.91円、29.93円でした。HTBエナジーの電気料金は特に変化はしませんでした。
※2 HTBエナジーの料金基準は2015年12月の東京電力の基準価格から5%オフしたものとなっています。東京電力の電力が上がった時に連動して料金が上がるわけではありません。逆に言えば、東京電力が極端に値下げした場合、損する可能性があります。
その他料金は5%オフの対象外
燃料調整費額や再生可能エネルギー発電促進賦課金は5%オフの対象外になります。
ここら辺は他のどの新電力も安くはしていないので、あまり気にすることはないと思います。
電気をたくさん使う人は他の電力の方がお得
例えば、毎月400kwhくらい使う場合は、ENEOSでんき等を使用した方がお得になります。
ENEOSでんき(2年縛り) | HTBエナジー | |
最初の120kwhまで | 20.56円 | 18.46円 |
120kwh〜300kwh | 23.06円 | 24.62円 |
300kwh〜 | 25.55円 | 28.44円 |
例えば1ヶ月350kwh使う場合、従量料金だけで見た場合、173円くらいお得になります。基本料金と差し引いても月100円はお得になるでしょう。
HTBエナジーは30A以上の契約で電気をあまり使わない(100kwhくらい)人にとってはHTBエナジーはかなりお得になるでしょう。
逆に5人以上の大家族でたくさん使う人はENEOSでんきの方がお得です。
また関東に在住であれば、「エルピオでんき」を検討する余地もあると思います。
お得になる人は結局
30A以上の契約をしていれば、誰でもお得になることは確実です。
その中でも月額の使用量が〜200kwhくらいの家庭なら、HTBエナジーが最もお得な電力会社になるでしょう。
※関東圏ではエルピオでんきが最安になる可能性があります。そちらも検討してみてください。
電力会社を変えるだけで、毎月のコストをカットできるのは嬉しいですね。
支払い方法
支払方法はコンビニ払いorクレジットカードです。
コンビニ払いは一回の支払につき手数料が216円、クレジットカードは手数料無料です。
クレジットカード払いの方が余分な手数料を払わなくて済む上、ポイントがもらえるのでお得です。
クレジットカードでは特にポイントがためやすい以下の3つがオススメです。
各種手数料
各手続きにかかる手数料をまとめました。
手数料 | |
契約手数料 | 0円 |
解約手数料 | 2,160円 |
コンビニ払い手数料 | 216円 |
クレジットカード払い手数料 | 0円 |
1年未満で解約する場合、解約手数料が2,160円かかります。その点だけ注意しましょう。1年以上経ったらいつ解約しても手数料はかかりません。
※2016年7月末までは解約手数料が9,720円かかりました。
提携ポイントはない
提携ポイントはありません。ポイントをつけないことでコストカットしているんですね。
時間ごとの使用量がグラフで分かる
ENEOSでんきとかと同様、24時間単位や月単位などの電気使用量をネット上から把握することができます。
どの時間に電気を使っているかなどを把握することができ、家庭の電気使用量のパターンを知ることができます。また電気を「見える化」することで、使いすぎの抑制などもでき結果として節約につながります。
単位は0.01kWhです。ENEOSでんきは0.1kWhでしたので、それより10倍も細かいんですね。
申し込み方法
申し込み方法ですが、インターネットから簡単に行うことができます。全国にあるH.I.Sから書類を書いて申し込む方法もあるみたいです。(詳しくは下のURLのH.I.Sのホームページをご覧ください)
大まかな流れ
僕の祖父の家ですが、東京電力からHTBエナジーに乗り換えました。
乗り換えの申し込み(2016年8月19日)
8月19日にインターネットから乗り換えの申し込みをしました。以下のURLの一番下の方に「お申し込みはこちら」と書かれた青いバナーから申し込みできます。
必要事項の入力
切り替えの登録(STEP1)で必要事項を入力します。その後、入力したメールアドレスに切り替えの登録(STEP2)のお知らせがきます。
メールに記載された URLから更に必要事項を入力します。
その際に東京電力と契約していたときの「地点番号(22桁)」と「お客さま番号(13桁)」が必要になります。
これらは東京電力の毎月の明細に記載されています。その他地域でも同様です。
登録完了後、確認メールが来る
登録が完了すると登録完了メールが来ます。そのメールから大体2時間後にログインIDとパスワードが送られてきます。
これによりマイページからログインすることができます。
最初、支払方法はコンビニ払い(手数料216円)となっていますので、早急にクレジットカードに切り替えましょう。
更にその2時間後くらいに供給開始日のお知らせメールがきます。今回の場合、2016年9月26日でした。やはり1ヶ月強かかるようですね。
スマートメーターについて
スマートメーターの設置時期について、HTBエナジーに問い合わせしましたが、「わからない」とのことでした。
※スマートメーターの設置に関しては東電(地域の電力会社)が行うので、HTBエナジーから連絡は一切ありません。
9月12日にスマートメーターの設置がいつか東電に尋ねたところ、もう設置は済んでいるとのことでした。
基本的に設置工事をする人が、自宅にいる人に工事することを伝えるのですが、留守にしている場合はそのまま進めてしまうようです。
結論としてスマートメータの取り付け工事については知らない間に終わっていたので、あまり気にしなくて良いようです。(気になる場合は東電に連絡を入れるといいと思います。)
追記 : 無事2016年9月26日から供給が開始されていました。連絡は一切ありませんでした。
初月のみは日割り計算
契約開始をした初月のみは日割り計算となります。
116kWhしか使っていないのに2段料金が適用されたことを不自然に思って連絡したところ、初月のみは1段料金,2段料金,3段料金のどれも日割りになるとのことでした。
※日ごとで段階料金が決まるようです。つまり1日のうち極端に電気を使いすぎた日は2段、3段料金になります。
ちなみに上のような明細書はポストに投函されるのではなく、メールで送られてきます。
まとめ
- 大半の家庭でHTBエナジーに切り替えれば、お得になります
- 20A以下の契約をすることは今現在できません
- 月に300kwhなど大量に電気を使う家庭は、他の電気会社(ENEOSでんきなど)と契約した方がさらにお得になると思います
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