週末時間あるし、温泉行きたいから箱根に行こうかな? でもお金かかるし、どうしよう。ちょっとでも安く出来ないかな??
そんな方にオススメなのが「箱根フリーパス(割引周遊券)」です。箱根フリーパスの買い方・使い方・料金についてまとめました。
2019年4月に大人料金の改定がありました。2019年10月の消費増税時に値上げはありません。
目次
なんで箱根フリーパスがいいの??
箱根フリーパスを買うと…
- 大半の方は通常運賃より1,000円以上お得に!
- 箱根フリーパスを持っているだけで、割引になる店舗が20店舗以上あ⇒浮いたお金はお土産代や温泉代にまわせる
- 箱根の交通機関のほぼ全てで使える⇒Suicaなどのチャージ切れの心配や現金を毎回出す煩わしさがない、人を待たせずに済む
箱根フリーパスとは?
箱根フリーパスは、箱根登山鉄道や箱根登山バス、ケーブルカーやロープウェイなど、8つの乗り物が乗り放題で、
箱根周辺の温泉や観光施設など、約50の施設が優待・割引料金になるきっぷです。
利用期間は2日か3日
2日間有効のタイプと3日間有効なタイプがあります。
1日間有効タイプがないのは残念ですが、日帰りでも回るコースによっては、買った方がお得になる場合があります。
箱根フリーパスの料金は?
2日間有効
出発地 | おとな | こども |
新宿から | 5,700円 | 1,500円 |
新百合ケ丘から | 5,490円 | 1,450円 |
多摩センターから | 5,600円 | 1,480円 |
町田から | 5,420円 | 1,420円 |
小田原・箱根湯本から | 4,600円 | 1,000円 |
小田急線の各駅からも買うことができ、個別に値段が設定されています。例えば経堂駅から買う場合は、おとな5,650円となっています。
以前の新宿からの箱根フリーパス(2日間)は5,140円でした。全体的に500〜600円の値上げです。
各駅からの料金を調べたい場合は、以下のリンクから「箱根フリーパス料金検索」の検索窓を使って調べてみてください。
Link
3日間有効
出発地 | おとな | こども |
新宿から | 6,100円 | 1,750円 |
新百合ケ丘から | 5,890円 | 1,700円 |
多摩センターから | 6,000円 | 1,730円 |
町田から | 5,820円 | 1,670円 |
小田原・箱根湯本から | 5,000円 | 1,250円 |
箱根フリーパスが使える区間・路線図
(出典 : 箱根フリーパス箱根ナビ)
大体の箱根の移動で使うことができます。
- 箱根登山線(全線)
- 箱根登山ケーブルカー
- 箱根ロープウェイ
- 箱根海賊船
- 箱根登山バス
- 小田急箱根高速バス
- 東海バスオレンジシャトル
- 観光施設巡りバス
(参考 : ご利用範囲と乗り物について)
小田急線(発駅~小田原まで)の往復きっぷを付けられる
上のものとは別に普通運賃の約4割引の値段で小田急線の往復きっぷをつけることができます。
例えば、新宿から小田原までの往復IC運賃は1,782円ですが、箱根フリーパスの場合、小田原から使えるフリーパスの料金に1,100円をプラスするだけです。
新宿〜小田原の往復の運賃は実質1,100円となり、かなり節約ができます。(僕が金券ショップで見たことのある小田原〜新宿間の片道切符の最安値でさえ555円です。)
合計料金 | |
新宿からの箱根フリーパス | 5,700円 |
小田原からの箱根フリーパス+ 新宿・小田原間の往復運賃 |
4,600円+1,782円=6,382円 |
なので新宿から行く場合は素直に新宿からの切符を購入した方がいいでしょう。
ロマンスカーは別途料金が必要
フリーパスには特急料金は含まれません。ロマンスカーに乗りたい場合は910円の特急券のみ別途購入する必要があります。
疲れていない行きは快速急行など普通の電車で行くのもいいかもしれません。
乗り心地はそこまで良くないですが、ロマンスカー代910円を節約することができます。
参考 : 新宿から箱根湯本までの所要時間
移動手段 | 時間 |
ロマンスカー(乗り換え不要) | 1時間30分 |
快速急行(小田原で乗り換え) | 1時間50分 |
あくまでも目安です。乗り継ぎや停車駅によって多少時間は前後します。
箱根フリーパスはお得か? 元が取れるか検証しました
結論から言うと箱根のバスや遊覧船などはかなり高いため、普通に箱根を移動するなら元は取れます!
実際使ってみました!
乗車区間 | 運賃 |
箱根湯本〜強羅(電車) | 410円 |
強羅〜小涌園(バス) | 190円 |
小涌園〜箱根町(バス) | 590円 |
箱根町〜桃源台(遊覧船) | 1,000円 |
桃源台〜早雲山 (ロープウェイ・バス) | 1,450円 |
早雲山〜強羅(ケーブルカー) | 430円 |
強羅〜彫刻の森(電車) | 140円 |
彫刻の森〜箱根湯本(電車) | 410円 |
小田原〜箱根湯本 往復(電車) | 640円 |
合計 | 5,260円 |
箱根フリーパス(大人・小田原から)の正規運賃が4,600円なので660円節約することができました。箱根を定番コースで一周する場合はお得ですね!!
また各交通機関が全てフリーパス一枚で済むため、いちいち切符を買う必要や現金を払う必要がなく楽だと思います。
学生団体などは各交通機関に大幅な割引があるため、フリーパスを使うと損する可能性があります。
箱根フリーパスの購入場所
- 主な旅行代理店(JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行)
- 小田急トラベル営業所
- 小田急線各駅の券売機
- 箱根登山鉄道 箱根湯本駅・強羅駅・早雲山駅
- 箱根登山バス一部営業所
- 小田急箱根高速バス
- 東海バス三島営業所、沼津営業所
- 新宿駅のロマンスカー特急券売場
※JRのみどりの窓口では購入できません
新宿駅のロマンスカー特急券売場↓↓
都内で買うなら?
近辺でフリーパスを購入することができる都内のJR主要駅をまとめました。
- 新宿駅(小田急トラベル、券売機、ロマンスカー特急券売り場)
- 中野駅(小田急トラベル)
- 北千住駅(小田急トラベル)
- 錦糸町駅(小田急トラベル)
この4駅が生活圏内にあれば、事前に購入することができます。ない場合は、箱根に向かう当日に小田急線の各駅で買いましょう。
旅行代理店のリンク先まとめ
Link
※旅行代理店で購入する場合は発券手数料が必要な場合があります。
2017年2月に日本旅行で、「箱根フリーパスを発券した際、手数料がかかるか?、カード払いはできるか?」を訊ねました。
結論は「カード払いは可能で、箱根フリーパスの発券には手数料はかからない、但しロマンスカーの予約には500円の手数料がかかる」とのことでした。
箱根フリーパスの購入方法
対面型の場合
旅行代理店のような対面型であれば、箱根フリーパスを必要事項(いつ使うか、人数、どこから乗るか、2日間・3日間のどちらにするか)を言えば手配してくれます。
残念ながら今のところオンラインで購入することはできません。
券売機の場合
小田急の各駅の券売機で購入することもできます。
「きっぷ」をタッチし
一番右の「フリーパス」をタッチし
「箱根」をタッチして買うことができます。(クレジットカードも利用できます)
ただし注意点として券売機で買う際は、当日から有効になるものしか買えません。
※実際に行く数日前にきっぷを買うということはできません。このような場合は新宿駅のロマンスカー特急券売り場など対面型の方法で購入するしかありません
安く買う方法はある?
金券ショップでは売っていないので、特別安く買う方法はありません。
がしかし、駅の券売機であれば、デビットカードやクレジットカードで買うことができます。
カード払いをすれば、ポイントがもらえるので、少しだけ安く買えたことになります。
5,000円以上買い物すると1,000円もらえる入会特典キャンペーンをやっていたsony bank walletで僕は購入しました。
いずれにせよ、各種クレジットカードの入会特典やポイントの貯まりやすいカードをうまく利用するといいでしょう!
クレジットカードであれば、100円で1ポイントつくYahoo! JAPANカードがオススメです!
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特定のお店で割引を受けられる
フリーパスを見せるだけで割引や優待が受けられる店舗が約70あります。
Link
フリーパスを購入する際に「冬ののんびりクーポン」など冊子になったクーポンがもらえる場合もあります。そちらもあわせて利用してみましょう。
僕は箱根湯本駅のお土産屋で、フリーパスを提示し、安く購入することができました。
学割・障害者割引がある場合は注意
学生や障害者の方は、フリーパスの優待より学割・障害者割引の方が安くなる場合があるので、使う際には気を付けましょう。
例)星の王子さまミュージアムの入場料
入場料 | |
学割(高校生・大学生) | 1,100円 |
フリーパス(一般料金) | 1,450円 |
まとめ
箱根を公共交通機関でまわるならフリーパスを使うことで確実に節約できます。
各美術館やお土産等もフリーパスを見せるだけで優待があるので本当にお得です。
また箱根の大抵の公共交通機関でつかえるので、いちいち切符を買う必要や現金を払う必要がなく楽でした。
▼箱根旅行の予定がまだ全部決まっていない方必見! これから箱根に行く方はこれがオススメ!